御食国(みけつくに)として朝廷に仕え、今もなお海•山の幸に恵まれる食材の宝庫、淡路島で2008年10月に誕生した「淡路島牛丼」。淡路島名産「牛肉」「玉ねぎ」「米」と三拍子揃った自慢の食材を使用し、発売から1年で48万食、約6億9千万円を売り上げ、島内への波及効果も含めると約11億600万円の経済効果を収めるメガヒット商品となった。各店の自由な工夫を認め、お客による選択の幅を広げて「食べ歩きの楽しみ」を生んだ淡路島牛丼は、地域食材を総合的に活用し経済的価値を創出しているとして教科書にも掲載、島内の生産者に勇気と希望を与えるとともに、B級グルメならぬA級グルメ“島のソウルフード”として人気を博している。